結婚式で行う「ベールダウン」という儀式を聞いたことはありますか?ベールダウンは、花嫁と母親の絆を感じる特別な儀式なんです。そこで今回は、ベールダウンを行う意味や、和婚でのベールダウンに代わる儀式についてご紹介致します♪
ベールダウンに込められた意味とは?
こんにちは!ひなた美人です。
ベールダウンとは、挙式直前の控室で、花嫁のベールを花嫁の母親や大切な人に下ろしてもらう儀式です。
キリスト教では、ベールは清浄の象徴とされ、花嫁を清め邪悪なものから守ってくれる魔除けでした。そのベールを下すということは、花嫁の安全と幸せを願うことになります。そのため、生まれてから今まで大切に見守ってくれていた母親に、ベールダウンをお願いすることが多いのです。
また、母から娘へ行う最後の身支度であるということも、ベールダウンを行う意味としてよく言われています。母は娘が生まれた時から毎日、洋服を着せたり髪を整えたり、これまで何があっても娘を守ってきたという役目を終え、これから新しい人生を歩む娘へ「幸せになってね」という気持ちを込めて、ベールを下ろし身支度を完成させます。
そんな母の気持ちを受け取った花嫁も、これまでの母との時間を想い、感謝の気持ちが溢れ出るとても感動的な瞬間になります。
ベールダウンに代わる和婚の儀式
和婚においてもベールダウンと同じ意味合いの儀式があります。
<紅差しの儀>
花嫁の母親が、身支度の最後の仕上げに口紅を塗ってあげる儀式です。「紅引きの儀」や「嫁ぎの紅」と呼ばれることもあります。紅は昔から無病息災や魔除け、お祝いの象徴でした。また紅の赤色は、魔除けや厄除けで昔から使われてきた色です。その紅を、母が娘の幸せを願って差します。女の子として一人前に育て上げた母にとっては、お嫁に行く娘への最後の仕上げになるのです。花嫁にとっては、これまで育ててくれた母へ感謝の気持ちを伝えられる貴重な時間になります。
<筥迫(はこせこ)の儀>
筥迫とは、江戸時代に武家の女性たちが化粧道具などを入れて持ち歩いていた、今でいうと化粧ポーチのようなものです。その筥迫を、母が花嫁支度の仕上げで花嫁の胸元に入れます。「身だしなみを整えていつまでも女性として美しくありなさい」という想いや、「幸せな家庭を築けるように」という願いが込められています。母からの手紙やお守りを一緒に入れることもできます。
<懐剣の儀>
懐剣とは、武家の女性が護身用として持っていた短剣です。自分の身は自分で守るという覚悟が、この短剣には表れています。このことから、母が花嫁の胸元に懐剣を入れ、新たな人生を歩んでいく娘を様々な災いから守り、無病息災を祈ります。また、「自分の身を守り、夫を守り、子供を守る覚悟を持ちなさい」という母からの願いも込められています。
洋装と比べると和装のお仕度は時間がかかるため、母との時間を長く過ごすことができます。和装小物の意味を知ったうえで行うと、さらに感動的で忘れられない思い出になります。
ここまで、母と娘の絆を感じる儀式をご紹介しました。結婚式当日は、一緒にゆっくりと過ごせる時間が意外と少ないため、お母さんとの思い出を残せなかった…と後悔してしまうことがあるかもしれません。結婚式でしか味わうことのできない一生に一度の瞬間ですから、これらの儀式を通して母からの想いを受け取り、これまでの感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか♪
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