和装での結婚式で欠かすことのできないアイテム『和傘』ですが、さすだけで和の要素がプラスされるだけではなく、その他にもちゃんとした理由があるのです。そこで今回は、結婚式において用いられる『和傘』についてご紹介致します♪
和傘とは?
こんにちは!ひなた美人です。
和傘は、竹と和紙で作られた傘で、雨にも耐えられるように和紙の表面に油を染み込ませています。和傘の魅力は、様々な色合いがあり、模様の種類も豊富なことです。そして、傘を開くと色や模様が鮮やかに美しく広がります。また、和紙で作られているため、光を透かし外側と内側で色の見え方が異なり、ずっと見ていても飽きないんです♪
「番傘」と「蛇の目傘」の違い
結婚式で用いられる「番傘」と「蛇の目傘」についてご紹介します。
〇番傘・・・特徴は単色でシンプルなことです。太い竹で作られていて、とても頑丈なことから「降り注ぐ困難から守る」という意味が込められているとても縁起の良い傘です。名前の由来は、傘に屋号と番号をつけることで、持ち主を分かりやすくしていたことから、番傘と呼ばれるようになりました。
〇蛇の目傘・・・傘を開いたときの真ん中の模様が、丸い蛇の目に見えることから、蛇の目傘と呼ばれています。細い竹で作られているため、番傘よりも軽く、綺麗で華やかな装飾が施されています。神の使いの蛇の目には魔除けの意味が込められていることから、結婚式では邪悪なものから守ってくれるという意味合いでも親しまれています。
これから新しい生活が始まる二人ですが、何事も新しいことを始めることは、良いことだけでなく、災いも降ってくると言われています。その「災いから守ってくれますように」という願いが和傘には込められています。また、傘は末広がりであることから「ひとつ屋根の下で末永く幸せに」という意味も込められているんです。
このように、和傘には様々な意味が込められています。これから神前式やフォトウェディングなど、和装での結婚式をする方は、和傘に込められている意味や願いを知り、思い出に残る和婚にしてください♪
大切なお相手様、ご家族様と心温まる一生に一度のフォトWDをおこないませんか?
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